場所は、埼玉県秩父市荒川白久。
日中、秩父の神社を回った後、午後5:30頃、現地周辺に到着。
そこでまず驚いたのが、辺りに広がる闇
ほんとに今日なのかと不安になるぐらいの闇
最寄り駅の秩父鉄道「白久駅」へ。
駅前もしんと静まり返る。

この画像を見て、今気づく真実。
白久は「しらく」と読むのか。
何となく「しらひさ」と読んでいた、いやまぁ実際は何て読むんだろうねって話はしていたけど(それもググれば分かる話ですが)。
同行者のibuliz01さんが駅員さんに、車を停める場所と祭りの場所を聞くと、停める場所は分からなかったが、大体の祭りの場所を知ることができました。
とりあえず、そこへ向かってみる。
道中、畑の端に車が駐車されていたので、恐らく祭り目的の人達の車だろうと判断。
駅員さんに言われた、橋の手前まで行くと、暗闇に数人の人間がうごめいている。
そこへibuliz01さんが祭りの事を聞きに行く。
会場の場所が分かった(暗闇なので、何となくあの辺といった感じ)。
そして、その人のお店の前に車を置いて良いことになった。
事故などは自己責任で(ジコだけに)。
車外へ出ると、遠くから子供の掛け声が聞こえる。
すでに現場での行事が始まっているようです。
言われた方向へ進む。
広がる闇、月が出ていなかったら、さらに難儀したことでしょう。
ほんとに、この道で良いのかと不安になる。
このへんまで来ると、祭り目的の人がチラホラと。
そんな闇を進む動画がこちら。
夜目の効かない私はピンチです。
ibuliz01さんのアイフォンの撮影用の光が頼り。
兎に角、この祭りは、ライト必須です。
緩い坂道を登り現場に到着。




そこには、奇妙な物体が。
その前では、子供たちが、山々に響けとばかりに、大声を張り上げております。
小屋の上の方のモッコリは、山の神、天狗の枕だそうです。
その辺の動画はこちら。
相変わらずの闇、フラッシュで辛うじて見えるかな。
奇妙な物体の本体は、小屋状になっており、その中に入る事ができます

その中で、子供たちが遊んだり、お菓子を食べるするみたいです。
女人禁制だそうです。
ちなみに中も真っ暗です。
一般の人も入って良いということなので、私も潜入してみました。

子供が竹筒に登ったり、藁を放り投げたりして遊んでおります。
大人が火をつけるぞって言ったら、子供たちが本気にして大慌て出口に殺到、私、踏まれるw
その動画。
私、踏まれて呻き声を出す。
さて、撮影場所を確保するべと辺りを散策。
前から撮影するかと前方を見てみれば、人らしき集団。
確かにあの位置ら辺が良いかも、前々から陣取っているのねと、その人達の邪魔にならないように近づくと。


なんとそれは墓石でしたw
結構な坂になっている上に、辺り真っ暗なので移動も大変です。

そして、ついに小屋に火がつけられました。





山中だというのに、こんなに燃えて大丈夫なのかしらと思うけど、長年大丈夫なのだから
大丈夫なのでしょうとすんなり受け入れる。
その動画。
火が消えるまでが祭りだろうと、火が消えるまで見ておりました。


6:30に火が着けられて、約40分ぐらいですかね。
火が落ち着いた所で、車に戻り帰路に着く。
最初、火をつけるまえでの儀式が変わっていて、後は平野でやるどんと焼きみたいなものを想像していたのですが、ことごとく想像を裏切るシチュエーションで、とても良かったです。
別の方の撮影した動画。
昼間の様子も分かります。
〈資料編〉荒川村原およびその周辺の天狗祭り
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/dspace/handle/2241/105403